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経営者のよくある悩み7選!解決のために、実行すべき2つのこと!!

経営改善

会社を経営しているが、色々な悩みがあって困っている。

経営者同士で話したりするが、みんな似たような悩みが多くて、根本的な解決にはならない。

何から手をつけていけばいいかも分からない。

会社を経営している方なら、必ず何かしらの悩みがあると思います。今回は多くの経営者が悩んでいる内容を7つ取り上げ、それらを解決するためにどうすべきかを提案します。

本記事の内容

  • 経営者のよくある7つの悩み
  • マインドマップから導き出される真の要因
  • 解決のために実行すべき2つのこと

経営者のよくある7つの悩み

経営者のよくある悩みは以下の通りです。

  1. 売上が伸びない・安定しない
  2. 優秀な人材が確保できない(人手不足)
  3. 社内の人間関係がうまくいかない
  4. 相談相手が見つからない(相談できる人がいない)
  5. 人材が定着しない
  6. コスト削減が出来ない
  7. 新規開拓や新サービスが生み出せない

1.売上が伸びない・安定しない

一番といっていいほど、よく聞く悩みです。売上が伸びなければ、利益が出ないからですね。しかし、この悩みは自社に余裕があるにもかかわらず、売上が伸び悩んでいるのか、それとも自社に余裕がないが売上単価を上げたいのかによって、対策が変わってきます。

売上が伸びない原因は企業によって違いますが、おおむね以下の内容が原因であることが多いです。

  • 需要の無い商品・サービスを提供している(購入者が欲しいものではなく、自分が売りたいものになっている)
  • 需要はあるが、商品・サービスが購入者に知られていない
  • 他製品と比べて、差別化できていない(競争優位性がない)

2.優秀な人材が確保できない(人手不足)

経営を安定させ、事業を成長させていくためには、優秀な人材を確保することは大事です。しかし、最近では転職サイトやテレワークなどの働き方の変化により、求人しても集まりにくくなっています。また、優秀な人材は転職サイトなどを利用してより良い条件を探しているため、募集がきても求めている人材でなかったりすることもあります。

中途採用するのか、新卒採用し自社に合った人材に教育していくのか、またどんな人材になってほしいのかなど明確にしておく必要があります。

3.社内の人間関係がうまくいかない

企業が大きくなってくると、従業員も増加していきます。ある程度の規模になると従業員間、経営者と従業員間の間で意思疎通の問題やコミュニケーション不足になりがちです。社内の人間関係がうまくいかなくなると生産性の低下やモチベーションの低下につながっていきます。

また、経営者と従業員の間で人間関係が悪くなると、離職してしまうリスクが大きくなり、その状態が続くと人手不足になり、売上低下にもつながっていきます。

4.相談相手が見つからない(相談できる人がいない)

経営者の経営の悩みは、社内の人に話すわけにはいきません。従業員が不安に思ってしまうからです。家族に話しても経営について理解してくれる人は少ないです。そのため、経営者は悩みを相談できる人がいないため、一人で悩んでいる方も多くいます。

悩みを一人で抱え込んでしまうと精神的にも疲れてしまい、本業に支障をきたすこともあります。また、別の誰かに話すことで悩みが整理され、意外なことで解決することもあります。

相談相手がいない場合は、よろず支援拠点や商工会議所などの支援機関に相談してみることをおススメします。必要であれば、専門家派遣してもらい問題を解決してもらいましょう。

5.人材が定着しない

せっかく苦労して採用した人材が1年も経たずに辞めていってしまうといった悩みを多く聞きます。最近では多くの採用情報がインターネット上に掲載されているため、他者と比較しやすくなっています。だからといって、報酬面で待遇を良くしてしまうと人件費の負担増加や他の従業員が不満に思ってしまいます。

まずは人材が定着しない原因を考えてみましょう。給与が少ないのか、休みが少ないのか、社内の人間関係が問題なのか、目標が示せていないのか、など色々なことが考えられます。考えても分からない場合は思い切って従業員にアンケートを取ってみるという手もあります。

給与などの報酬面だけでなく、仕事自体を好きになってもらえるように、入社したらどんなことをするのか、スキルや能力によっては将来こんな道があります、といったキャリアパスを示すことも大事です。

6.コスト削減が出来ない

売上を伸ばすと同時にコストが削減できれば、利益は大きくなります。コスト削減は企業内の努力によって成果が出ます。しかし、何のコストを削減するのかは、よく考えなければなりません。

よくある事例としては、「電気代が高くなってきたから電気はこまめに消すように徹底しよう」「エアコンは極力使わないようにする」と決め、出来ていなかったら指摘する、というのはよく聞く話です。正直、コスト削減としてはほぼ効果はありません。むしろ従業員に負担を掛けることで、業務効率の低下やモチベーションの低下を招きます。

私はコスト削減は従業員に負担の掛からないものが第一だと考えています。出来るのなら業務が効率化されて結果的にコスト削減になれば最良だと思います。そういったものが見つからない場合には、「地代家賃の値下げ交渉をする」が効果的です。

7.新規開拓や新サービスが生み出せない

企業が大きく成長していくには、販路開拓や新しい市場に商品・サービスを提供していく必要があります。しかし、現実はそう簡単に新規開拓や新サービスが生まれることはありません。

では、どういったときに新商品や新サービスが生まれるのでしょうか?

おそらく多くの場合は、今ある自社の商品・サービスを改良した若しくは掛け合わせたものになると思います。基本的に、この考え方は間違っていませんが、画期的な商品・サービスが生まれることは稀です。

経営者だけではアイディアにも限界があります。社内でアイディアを募集したり、場合によっては社外の意見を聞いてみることも閃くきっかけになるかもしれません。

実際テレビの番組で、パン屋が店内に「こんなパンがあったら」といったアンケート用紙を設置し、その内容を反映させて現実化させて有名になった事例もあります。

マインドマップから導き出される真の要因

ここまで、経営者のよくある悩みを7つ紹介しました。この7つの悩みに対して1つ1つ対処していたら大変です。かといってどれも重要な悩みであるため、放っておくわけにもいけません。

そこで各悩みの要因を深掘りして、関係性のあるものをつなげてマインドマップを作成して見たところ、真の要因が見えてきました。

上記のように考えてみると、一番矢印が集まる場所は「優秀な人材の確保(モチベーションUP)」でした。売上UPも新サービスの発見もコスト削減もすべて関わりがあると思われます。

解決のために実行すべき2つのこと

従業員のモチベーションを向上させよう!

マインドマップを見て解る通り、従業員のモチベーションUPが大きく関係しています。モチベーションUPの方法はいくつかあるので、自社に合ったものを選ぶといいでしょう。詳しくは関連記事をご覧ください。

相談できる専門家を見つけよう!

やることは分かっていても、相談できる相手がいるといないでは、気持ちが違います。「経営者は孤独だ」とよく言われます。でも話を聴いてくれる人がいるだけでも違います。

経営者が倒れてしまっては元も子もありませんので、相談相手を探してみましょう。

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