ホームページへ

中小企業診断士を目指す前に取得しておきたい、おススメ資格3選!

資格勉強・経営実務

中小企業診断士の資格はキャリアアップや転職に有利って聞くから取得したいけど、簡単じゃないだろうし、資格学校も高いから踏み切れないなぁ・・・途中で挫折したらもったいないし・・

何かいい方法ないかなぁ?

ヒロユキ
ヒロユキ

中小企業診断士の資格取得は簡単ではありませんが、無理ではありません。

いきなり資格学校に通うのはちょっと・・と思っている方

試験勉強が出来るかどうか不安に感じている方

まず、中小企業診断士の試験科目に関連している資格の勉強することをおススメします。

中小企業診断士の資格取得には、1次試験で7つの科目の合格し、2次試験合格 or 登録養成課程を修了する必要があります。試験内容や試験科目については関連記事をご覧ください。

本記事の内容

  • 中小企業診断士を目指す前に取得しておきたい、おススメ資格3選!
  • 事前におススメ資格を取得するメリット
  • 私の体験談(資格勉強を始めて合格するまで)
  • まとめ

中小企業診断士を目指す前に取得しておきたい、おススメ資格3選!

早速、おススメ資格を紹介していきたいと思います。

おススメ資格①:日商簿記検定2級

事前に取得をおススメしたい資格その①は「日商簿記検定」です。

日本商工会議所の公的資格で、なにか資格を取ろうとしたときに、よく出てくるほど有名な資格です。

日商簿記検定は、企業の経営活動を記録・計算・整理して経営成績と財政状態を明らかにする技能の証明になります。

その内容は中小企業診断士の1次試験科目「財務・会計」に関係が深いです。中小企業診断士の試験の中でも「財務・会計」は多くの受験生が苦手・難しい科目とされているため、勉強した内容が中小企業診断士試験に直接活かせます。

実は私も、中小企業診断士の資格を目指す前に、日商簿記2級を取得していました。

中小企業診断士の資格取得のために、日商簿記2級を取得したわけではありませんでしたが、数年後に中小企業診断士を目指すかどうか考えたときに、7科目あるうちの1科目でも分かっていることは大きな後押しだったと思います。

中小企業診断士の資格取得後に企業の経営診断する時には、必ず財務分析は行います。そのため、数字に強くなっていて損はありません。出来るなら日商簿記2級を頑張ってほしいです。

簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 2023年度版

初月無料で日商簿記3,2、経理の仕事に役立つ150以上の動画が学べるサイト【Accountant’s library】

おススメ資格②:リテールマーケティング(販売士)2級

リテールマーケティング(販売士)検定は、流通や商業を学ぶ、日本商工会議所の公的資格です。

この資格の内容は、中小企業診断士の1次試験科目「運営管理」のうち、「店舗・販売管理」の分野に直接活かせます。

具体的には、店舗や商業舗施設に関する法律知識、売場構成・陳列方法、価格設定、プロモーション、商品補充・物流、在庫管理、輸配送管理、流通情報システムなど、運営管理科目の出題体系や内容が、リテールマーケティング(販売士)2級の内容にそっくりです。

中小企業診断士の中にも、名簿や名刺に販売士2級を記載されている方もいらっしゃいますので、中小企業診断士取得後もリテールマーケティング(販売士)資格は活きてくると思います。

スマホ1つでできる。販売士3級講座

おススメ資格③:ビジネス実務法務検定2級

ビジネス実務法務検定2級は、東京商工会議所が主催する、ビジネスに不可欠なコンプライアンス(法令遵守)能力の基礎となる実践的な法律知識を体系的かつ効率的に身につけることを目的とした公的資格です。

法律系の資格としては、「弁護士」や「司法書士」が有名ですが、実際に企業の日々の法律問題に対応しているのは、企業の担当者です。

何か問題があるたびに、「弁護士」や「司法書士」に聞いていては業務は止まってしまいます。業務を円滑に進めるために、日常的に発生する法律問題に社員レベルである程度対処できるようになるための資格といえます。

ビジネス実務法務検定2級は、中小企業診断士1次試験「経営法務」に関係が深いです。ビジネス実務法務検定2級の資格取得者はいきなり過去問を解くことも可能だと言われています。

さらに、中小企業診断士取得後、企業内診断士として活動する場合においても、相乗効果が高いです。

スマホ1つでできる。ビジネス実務法務2級講座

事前におススメ資格を取得するメリット

ここまで、事前におススメする資格を3つ紹介してきましたが、事前に資格取得をするメリットは次の5つであると考えます。

  1. おススメ資格の勉強が、中小企業診断士の試験科目に関連が深い
  2. 資格取得のための勉強の感覚や合格の達成感を得られ、中小企業診断士試験に臨んだ時に試験勉強のモチベーションが保ちやすくなる
  3. それぞれ有名な資格であり、キャリアアップ・就職・転職に有利になる。
  4. 頑張って勉強すれば、3ヶ月で取得できる
  5. 中小企業診断士取得後も必須の知識である。

私の体験談(資格勉強を始めて合格するまで)

先ほどの5つのメリットは実際に私が経験したことそのものです。私の場合は、日商簿記2級を事前に取得していましたので、中小企業診断士の勉強をしていた時は1つの科目でも負担が少なくなることでモチベーションが保たれていたと思います。

私が中小企業診断士を目指した動機は「勤めている企業の将来に不安があったこと自分自身のスキルアップ」です。

当時は自動車の排気系部品の製造作業員として働いていました。自動車業界はガソリン車からハイブリッド車に移行しつつ、将来的には電気自動車が主流になるのではないかと噂されていました。電気自動車が主流になると自動車の排気系部品はほぼ必要無くなるため、仕事が無くなるのではないかと思いました。

会社として今後どうするのかという方針を示されていなかったため、仕事が無くなっても生きていけるように資格を取ろうと思ったのです。会社の方針が明らかにされ、その心配がなくなったとしても社内でのキャリアアップに有益だと思い、中小企業診断士の勉強を始めました。

勉強を始めたのが平成27年頃です。私が住んでいる地域では資格の学校が無かったため、資格の学校の通信教育の講座を受講して、1次試験の7科目を3年間で合格できるように、毎年3科目ずつ受験していきました。

1年目に2科目合格、2年目に2科目合格、3年目に何とか1次試験を合格できました。正直に言うとそこまで本気になって勉強をしていなかったと今振り返ると思います。

1次試験に合格した年に2次試験を受験しましたが、結果は不合格でした。次の年の2次試験で合格できなければ、1次試験からやり直しという状況でした。この当時は、次ダメだったら諦めようとさえ思っていました。

翌年の2次試験は幸いにも合格できました。そのときは、勉強を始めて4年経過していたので努力が報われた気持ちになりました。その後、実務補習15日コースを受講して、令和元年5月に中小企業診断士登録になりました。

振り返ると本当にギリギリの綱渡り状態で何とか合格した感じです。ですが、もっと勉強時間を掛けていれば早くに合格できたと思います。私の場合は「疲れてるから今日はやらない」とかスマホの誘惑に負けて、勉強していない時間が多くありました。

それでも、何とかなったのは事前に日商簿記2級を取得していたことや昔、行政書士の勉強をした時の法律知識があったからだと思います。

この記事を読んでいる人には、こんなことにならないように事前に関連資格を取得され、出来るだけ楽に中小企業診断士を目指してほしいです。

中小企業診断士試験をご検討の方、必見

まとめ

紹介したすべての資格を取得する必要はなく、この内の1つでも事前に取得されておくと中小企業診断士を目指す際に楽になりますので、まずは自分自身のキャリアアップ・スキルアップのためと思いチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

様々な資格学習が1078円でウケホーダイ!【オンスク.JP】

初月無料で日商簿記3,2、経理の仕事に役立つ150以上の動画が学べるサイト【Accountant’s library】

コメント